まな板選びに迷っているなら、木や樹脂のまな板より、お米のもみ殻でつくられた抗菌まな板を使ってみませんか?
古くなったまな板を買い換える際、木がいいのかプラスチックがいいのか、素材をいろいろ悩みながら調べていたところ、天然素材のお米のもみ殻で食器やカトラリーを作っている「Rice Ware(ライスウェア)」というシリーズのまな板を発見。
もみ殻自体に抗菌効果があるという特長に惹かれ、大サイズのまな板を買いました!
ということで購入後2ヶ月ほど使ってみたので、使用感などレポートしたいと思います。
目次
「お米のもみ殻でつくった天然素材のまな板」の特長・メリット
こちらが購入した「お米のもみ殻でつくった天然素材のまな板」。
大サイズは横幅40cmです。
まな板の形状が使いやすい
今までのまな板はただの平面だったので、トマトなど水分の多い野菜を切った時、汁がまな板からこぼれてしまうことが多々ありました。
このまな板はフチがあるので、水分がこぼれるのを防いでくれます。
あと、この丸い穴が空いているのも、まな板を持ち上げる時などに意外とあると便利で使いやすいです。
洗ったあと、すぐ乾く
立てかけておくと、すぐ乾きます。
洗った後すぐのまな板の表面です。
水、弾いちゃってます!
食材もまな板も滑りにくい
まな板の裏にはシリコンの滑り止めがついています。
そして、表面にエンボス加工がされているため、食材もまな板も滑りにくくなっています。
食材の色移りがない
2ヶ月以上、魚も肉も野菜も何でもこのまな板で切っていますが、もともと色がうす茶色のせいか、色移りがないんです。
人参のオレンジ色も、さつまいもの紫色も、ごぼうの茶色も、全然つかないです。
抗菌活性値2.0以上
Rice Wareシリーズのまな板は、抗菌活性値2.0以上で雑菌繁殖がしづらい「まな板」です。
抗菌活性値2.0以上なんて言われてもよく分からないですが(笑)、Rice Wareのまな板ページにもあるように、JIS(日本工業規格)や経済産業省で認められた「抗菌効果」だそうです。
ポリプロピレン樹脂製と比べ、大腸菌の繁殖数は50分の1以下、黄色ブドウ球菌にいたっては比較不能なほどの差があったのです。
天然素材、もみ殻のパワーがすごい
上記の抗菌効果は、抗菌加工をしているわけではなく、素材そのもの、「もみ殻」に抗菌効果があります。
もみ殻は食べても有害性のない安全素材なので、キッチンツールとしてはとても安心の素材ですよね。
また、同じ天然素材の木とは違って、カビにくいそうです。
硬いから、壊れにくい・傷が付きにくい
Rice Ware製品は200〜300トンの圧力をかけて、製品を非常に硬いものに仕上げているそうです。
なんと、鋼鉄の1.2倍の硬さ!
包丁の傷が付きにくいため、雑菌が繁殖しづらいです。
落としても割れにくいので、まな板の次にキッズ用食器が人気という理由がわかります。
CO2やゴミが減り、地球にやさしい
Rice Wareは、今まで燃やされていたお米のもみ殻をゴミとして処理せず、有効に活用して製品を作っています。
大気汚染が減るうえ、この製品を捨てるときは、なんとそのまま土の中に埋めれば、生物分解をして土に還るそうです!
なんてエコ!
「お米のもみ殻でつくった天然素材のまな板」のデメリット
おしゃれではない
着色料を使っていない天然素材なので、色がうす茶色で可愛くないのと、よく見ると黒い点(もみ殻の繊維)が付いていたり色むらがあります。
私は全然気にならないのですが、見た目重視の方には不向きかもしれません。
使っていくにつれて光沢が減り、天然素材の風合いが出てくるようなので、これからが楽しみです。
音がうるさい
Rice Wareのまな板ページにも記載がありますが、実際に使ってみると、食材を切る時の音がうるさいです。
硬くてカッチカチのまな板だからだと思いますが、カン!カン!と高い音が響きます。
ページに対処法が記載されているのですが、その通りにまな板の下にふきんを置いても、、、
やっぱり音が気になります。
まとめ
以上、Rice Wareのまな板レビューでした。
世界20ヶ国以上で販売されていて、日本でも既にテレビで紹介されたそうです!
全然知らなかった〜
音がうるさいデメリットはありますが、衛生的に使えるので買って良かったなと思っています。
実は小サイズを買おうと思っていたのに、間違えて大サイズを買ってしまいました。
でも結果的にどちらでも良かったです。(え!)
木のまな板かプラスチックのまな板か、素材によってそれぞれメリット・デメリットがあって悩むと思いますが、もみ殻も候補の一つにしてみてはいかがでしょうか?
2018年8月 追記
まな板を買い換えました。以下の記事で包丁と一緒にまな板も紹介していますが、こちらのまな板のほうがおすすめです!
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